物価高対策として自治体から給付金の案内があったのですが、「給付金はATMで受け取れます」という案内を見たとき、正直かなり違和感がありました。
というのも、これまでずっと「ATMでお金が返ってくると言われたら詐欺」 「還付金詐欺に注意」といった注意喚起をさんざん見てきたからです。

実際、警視庁なども繰り返し啓蒙していますよね。
実際にATMで給付金を受け取ってみた
とはいえ、今回は自治体からの正式な給付金。
案内に従って手続きを進め、最終的にセブン銀行ATMで現金を受け取りました。
やってみると簡単でした。
- メールで届いた番号をATMに入力
- ATMから現金を引き出す
という流れです。

当然、誰かと電話をすることもなく、振込操作をすることもありません。
結果として、問題なく受け取ることができました。
それでも残る違和感の正体
とはいえ、やはり感じたのは

「これ、混乱する人多いのでは?」
という点です。
なぜなら、これまでの常識では「ATMで受け取れる」は詐欺の典型フレーズだったからです。
つまり、昔は100%詐欺だった表現が、今はそうではなくなっているという変化が違和感の正体だと思います。
なぜわざわざATM受取なのか
今までも給付金を受け取ることはありましたが(コロナ給付金など)、これまでは口座振り込みで受け取っていました。
わざわざATMで受け取らなくても

「公金受取口座に振り込めば済むのでは?」
と思いました。
ただ、調べてみると一応の理由はあるようです。
理由1:口座未登録の人にも確実に届けるため
公金受取口座は便利な仕組みですが、未登録の人もまだ多くいます。
そのため、誰でも受け取れる方法としてATM受取が用意されているようです。
理由2:不正防止(申請主義)
給付金は基本的に「本人確認」と「申請意思の確認」が必要です。
ATMでの受取手続きを挟むことで、誤給付や不正受給のリスクを抑える狙いがあるようです。
理由3:事務処理の都合
意外ですが、
- 口座不備
- 振込エラー
- 再手続き
などを考えると、現金受取の方がスムーズなケースもあるようです。
本物と詐欺の見分け方
「ATMで受け取れる」が100%詐欺では無くなった今、一番大事だと思ったのはここです。
混乱しないためには、次のように整理するとシンプルだと思います。
- 自分で申請した給付金
- 自分の意思で受け取りに行く
- ATMでは引き出す操作だけ
- 電話などで誘導される
- ATMで操作を指示される
- 振込・送金をさせられる

ポイントは「ATMかどうか」ではなく「お金の流れ」です。
まとめ
- ATMで給付金を受け取る仕組みは実在する
- ただし詐欺との見分けが重要
- 今は制度と認識がズレている過渡期
これから同じような案内を受けたときは、「誰が主導しているか」と「操作内容」の2点を意識すると、冷静に判断できると思います。

景気対策のための給付金であれば、貯金として眠ってしまうことの無いように、現金で受け取ってもらえる手段としてはメリットはあるかと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。