【図解】ねんきんネットでの早期リタイア後の年金額の確認方法

ねんきんネット 諸手続き

会社員のあいだは厚生年金に加入しているので、国民年金だけの場合よりも将来もらえる年金額は多くなります。

ただし、会社を早期退職すると厚生年金から外れてしまうため、会社員を続けた場合と比べるとどうしても受け取れる額は少なくなってしまいます。

では、実際にはどのくらい金額が変わってしまうのでしょうか?

ここでは「ねんきんネット」を使って、将来の受取額がどのくらい差があるのかを確認する方法を図解します。

ねんきんネットで年金額を確認する手順

ここでは、既にねんきんネットに登録している方を対象に、具体的な確認方法を図解でご紹介します。

なお、ねんきんネットの登録方法については、下記の別記事をご参照ください。

60歳まで会社員を続けた場合の年金額を確認

まずは、今のまま60歳まで会社員を続けた場合の年金額を確認してみましょう。

  1. ねんきんネット」にログイン
  2. 「将来の年金額を試算する」を選択
「ねんきんネット」トップページ
  1. 「かんたん試算」を選択
「ねんきんネット」将来の年金額を試算する→かんたん試算
  1. 「試算する」ボタンを押下
「ねんきんネット」かんたん試算→試算する

これで、もし今のまま60歳まで会社員を続けた場合の年金額が表示されます。
ただし、「収入はずっと今と同じ」という前提での試算になるので、その点は注意してください。

「ねんきんネット」現在の加入条件が60歳まで継続すると仮定した見込額

会社員を早期リタイアした場合の年金額を確認

次に、会社員を辞めて早期リタイアした場合の年金額を確認してみましょう。

  1. ねんきんネット」にログイン
  2. 「将来の年金額を試算する」を選択
「ねんきんネット」トップページ
  1. 「詳細な条件で試算」を選択
「ねんきんネット」将来の年金額を試算する→詳細な条件で試算
  1. 「今後の加入制度等を設定する」ボタンを押下
「ねんきんネット」詳細試算→今後の加入制度等を設定する
  1. 今後の加入制度の選択で「国民年金第1号」(配偶者の扶養に入る場合は「国民年金第3号」)を選択
「ねんきんネット」詳細試算→今後の加入制度を選択
  1. 加入期間等を入力し、「入力情報へ反映する」ボタンを押下
「ねんきんネット」詳細試算→加入期間等の入力
  1. 「今後の加入制度に関する設定を終える」ボタンを押下
「ねんきんネット」詳細試算→今後の加入制度に関する設定を終える
  1. 画面を下にスクロールし「試算する」ボタンを押下
「ねんきんネット」詳細試算→試算する

これで、もし会社員を辞めて早期リタイアした場合の年金額が表示されます。

「ねんきんネット」早期リタイアした場合の見込額

国民年金保険料の免除を受ける場合

なお、フルリタイアにより収入がなくなるため、国民年金保険料の免除を受ける場合は、「加入期間等の入力」欄で下記のように選択してください。

  • 定額納付(一般的な納付)をしますか? → 「いいえ」
  • 免除または猶予を受けますか? → 「免除」
「ねんきんネット」詳細試算→加入期間等の入力(国民年金の納付種別)

まとめ

お給料がいい人ほど、もし早めにリタイアして厚生年金から外れてしまうと、

「え、こんなに減るの?」

と将来の年金額にびっくりすることがあるかもしれません。

というのも、厚生年金は収入によってもらえる額が変わるので、人によって受け取る年金額にけっこう大きな差が出てくるんです。

だからこそ、自分の年金額をしっかりチェックして、将来のライフプランを考えておくことが大事ですね。

以上、参考になれば幸いです。

👉年金以外に老後資金を補う方法としては、投資制度の活用が欠かせません。

タイトルとURLをコピーしました