株式投資の始め方~初心者向け簡単3ステップ

株式投資の始め方 資産運用

株式投資に興味があるけど、何から手を付けたらよいかわからない、という方は多いと思います。

ここでは、初心者でも誰でもできる方法を解説します。これは私が現在も続けている方法でもあります。

ここに書いていることは誰でもできる内容ではありますが、株式投資には元本割れのリスクがありますので、リスクについて十分に理解し、ご自身の判断で投資を行ってください。

ステップ1:株式投資の基本を理解する

株式投資とは?

株式投資とは、企業が発行する「株(株式)」を買って、その企業の成長にお金を投じることです。(資産を投じる=投資)

企業が利益を出すと、株価が上がったり、配当金がもらえたりすることで、私たち投資家も利益を得られます。

その会社が順調に業績を伸ばしていけば、投資した株の価値も上がり、売却すればその差額が利益になります。

大事なこと①「長期投資」

株は日々値動きがあるため、デイトレードのように短期間で売買して利益を狙う方法もありますが、短期売買はおすすめできません。その理由は下記のとおりです。

  • 短期的な価格の上下を予想することはできない
  • 売買のたびに手数料がかかるのでコストがかさむ
  • 値動きが気になって他にすべきことに手がつかない

そこでおすすめなのが長期投資です。

これは、時間を味方につけて、十数年以上かけてじっくり資産を育てていく投資スタイルです。

大事なこと②「分散投資」

投資の有名な格言に「卵を一つのカゴに盛るな」というものがあります。

もし卵を全て一つのカゴに入れてそのカゴを落としてしまうと、全ての卵が割れてしまう危険があることから来ています。

要するに特定の銘柄に集中投資するのではなく、たくさんの銘柄に分散して投資すべきということです。

集中投資は、その投資先が失敗したときに大きな損失を被る可能性があります。しかし、分散投資することで、どれか一つが損失を出しても他でカバーできるため、全体のリスクを抑えることができます。

株式投資の方法は?

株式は銘柄を選んで売買する以外に、投資信託(ファンド)を購入することで間接的に株式を購入する方法があります。

投資信託とは、多くの投資家から集めた資金を運用の専門家が株式や債券などに分散投資し、その運用成果を投資家に分配する金融商品です。

株式に投資する投資信託の中でも、日経平均株価やS&P500などの指数(インデックス)と同じ値動きを目指して運用されるインデックスファンドというものがあります。コストが安いので長期投資に向いています。

ここでは、株式をインデックスファンドで運用することを前提として解説していきます。

インデックスファンドについては、下記の記事も参考にしてみてください。

ステップ2:証券口座を開設する

証券口座を持っていない人は、まずネット証券で口座を作ります。

対面証券ではなくネット証券を選ぶことがポイントです。すでに対面証券で口座を持っている方も、ネット証券に乗り換えることをおすすめします。

ネット証券がおすすめな理由

一番のメリットはコストが安いことです。

ネット証券は実店舗や営業担当者を持たないため、運営コストが低く、その分取引手数料が非常に安くなっています。

また、証券会社が売りたいだけの商品を営業してくるということもないので、不要な商品を買わされるリスクが低いこともメリットです。

おすすめの証券会社

私が利用しているネット証券はSBI証券楽天証券ですが、どちらもおすすめです。

私は結婚前の貯金など個人の資産はSBI証券、結婚後の共有財産は楽天証券で運用しています。

申し込みはネットからのほうが口座開設までの期間も早いですし、ネットで完結するのでおすすめです。

なお、申し込みの中で「特定口座(源泉徴収あり)」「特定口座(源泉徴収なし)」「一般口座」を選択するところがあり、どれを選べばよいか迷うと思いますが、「特定口座(源泉徴収あり)」を選択するのが無難です。

特定口座(源泉徴収あり)以外を選ぶと確定申告が必要になる場合があります。

また、NISA口座の開設も忘れずにしてください。

NISA口座での運用益は非課税になるので絶対に活用することをおすすめします。
注意点ですが、NISA口座は一つの金融機関にしか作れません。

ステップ3:インデックスファンドを購入する

口座が開設できたら、いよいよインデックスファンドを購入します。

投資信託は日本で現在6,000本程度販売されていますが、ほとんどの人にはただ1本のインデックスファンドで事足りると考えます。

具体的に購入する投資信託は eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。

この投資信託は約50カ国、およそ3000銘柄の株式を購入することになりますので、分散投資としては十分だと考えます。

投資信託の自動積立購入を設定する

投資信託はドルコスト平均法という毎月一定額を購入し続ける方法がおすすめです。

このように時間も分散することで、株価が高いときも低いときも購入することになり、結果として平均購入価額が均されます。

ちなみにクレジットカード払いの場合、月に10万円まで積立設定できます。

いつから始めるべきか?

FIRE達成した実体験から言うと、投資はなるべく早く始めるほうが良いと思います。

私はもっと早くから始めておけば良かったなと、少しだけ後悔しています。

始めるのが早いほど有利になる可能性が高いことを解説した記事も参考にしてみてください。

まとめ

株式投資を始めるだけならば、数日あれば開始可能です。

ただし、株式投資には元本割れのリスクがあるので、最低限の勉強は必要になります。

このブログでも役立つ情報を今後も発信していきます。

投資にはリスクが伴い、元本割れや損失が発生する可能性があります。投資判断は自己責任で行ってください。

投資は余裕資金で行うことを強くおすすめします。家計簿アプリで家計管理して余裕資金を把握しましょう。おすすめの家計簿アプリの記事もぜひご覧ください。

以上、参考になれば幸いです。

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