電力会社を変えると電気代が安くなると聞いたことがある方も多いと思います。
実際、電力自由化によって電気代を見直せるようになり、固定費削減の手段として有効です。
ただし注意点もあります。
- 思ったほど安くならない
- むしろ高くなるケースもある
その原因の多くが料金の仕組みを理解していないことです。
この記事では、電力会社の見直しで失敗しないために、下記について解説します。
- 電気料金の仕組み
- 比較のポイント
- 注意すべき落とし穴
電力自由化で何が変わったのか
以前は、電力会社は地域ごとに決まっていました。
例えば「関東なら東京電力」というように、選択肢はほぼありませんでした。
しかし、電力自由化により、現在は様々な企業が電力事業に参入しています。
- ガス会社
- 石油会社
- 通信会社
などが電力を提供しており、自分に合ったプランを選べるようになりました。

電力自由化(電力小売の全面自由化)は、2016年4月1日に始まりました。
もう10年も経つのですね。
電力会社を変えるメリット
電力会社を変えるメリットは、電気代が安くなる可能性があることです。
契約内容によっては、今より電気代を下げられる可能性があります。
特に下記に当てはまる場合は、見直し効果が出やすいです。
- 使用量が多い家庭
- 長期間同じ契約のままの人
- 同じような家族構成の家庭と比べて電気代が高い人
電力会社の切り替え方法
電力会社の切り替えは意外と簡単です。
- 工事不要
- 停電のリスクなし
- オンラインで完結
電気料金の仕組み
電気料金は主に以下で構成されています。
- 基本料金
- 従量料金(使った分)
- 燃料費調整額
ここで特に重要なのが「燃料費調整額」です。
発電に使う燃料(LNGや石炭など)の価格変動を反映する仕組みです。
この金額は毎月変わるため、電気代が上下する要因になります。
要注意!安くならない・高くなるケース 3選
電力会社の見直しで失敗する原因は、主にここです。
ケース1:燃料費調整額の上限がない
一部の電力会社では、燃料費調整額に上限がありません。
そのため、燃料価格が上がると電気代も大きく上昇し、想定より高くなることがあります。
ケース2:市場連動型プラン
電力市場の価格に連動するプランも存在します。
一見安く見えることもありますが、電力価格が高騰すると一気に値上がり、冬や夏に高額になるリスクがあります。
ケース3:基本料金の安さだけで選ぶ
「基本料金0円」などの言葉に惹かれがちですが、トータルで安いとは限りません。必ず全体で比較することが重要です。
失敗しない電力会社の選び方
失敗しないためのポイントを3つ紹介します。
ポイント1:比較サイトを活用する
電力会社の比較には、エネチェンジが便利です。
使用量などを入力するだけで、最適なプランを比較できます。
ポイント2:燃料費調整額の条件を確認する
「上限の有無」と「算定方法」については必ずチェックしましょう。
ポイント3:市場連動型は仕組みを理解してから
仕組みを理解していない場合は、無理に選ばない方が無難です。
我が家が電力会社を見直した話
私自身もエネチェンジを使って比較し、「東京電力」から「ENEOSでんき」に切り替えました。
手続きは簡単で、オンラインで申し込んだ後は、立ち合いの必要もなく何もすることはありませんでした。

ちなみに、我が家の場合はもともと消費電力が少なかったので、節約額自体はそれほど多くありませんでしたが、それでも年間2,400円安くなりました。
固定費の見直しとしては、スマホ代などと同じく一度やれば効果が続くという点で非常に優秀です。
まとめ
電力見直しはやるべきか?
結論としては、条件を理解した上でならやる価値はあると思います。
電力会社の見直しは、固定費削減の有効な手段です。
ただし、燃料費調整額やプランの仕組みについて理解せずに選ぶと、逆に損をする可能性もあります。
大切なのは、「安そう」ではなく「仕組みを理解して選ぶ」ことです。
正しく選べば、手間をかけずに電気代を最適化できます。
以上、参考になれば幸いです。

