会社員を辞めて安定的な収入が無くなったので、もれなく支出を把握する必要があると考え、家計簿の作成を検討しました。
以前は妻が100均で売っている紙の家計簿に手書きでつけていましたが、さすがに面倒すぎるので、この数年は銀行の口座残高でざっくり支出を把握していました。
妻からは、やるなら今度は私に家計簿をつけてほしいと言われたので、自動でつけられるように家計簿アプリを利用することを検討しました。
1年間の支出割合の結果
ネットで調べたところ、マネーフォワード ME が評判が良さそうなので、これを利用することにしました。
直近1年間の支出の集計ができたので、マネーフォワードのデフォルトの大項目ごとに、支出の割合を表にまとめてみました。
費目 | 支出割合 |
---|---|
食費 | 12.4% |
日用品 | 3.5% |
趣味・娯楽 | 22.7% |
交通費 | 1.9% |
衣服・美容 | 1.4% |
健康・医療 | 3.4% |
自動車 | 2.3% |
特別な支出 | 6.6% |
現金・カード | 5.0% |
水道・光熱費 | 2.6% |
通信費 | 1.5% |
住宅 | 24.9% |
保険 | 11.2% |
その他 | 0.6% |
支出割合の1番大きいものは住宅費でした。これはほとんどは家賃です。
次に多いのが趣味・娯楽で、ほとんど住宅費と同じくらいにお金が出て行っていました。旅行が好きなため、コロナ禍はほとんどお金を使わなかったのですが、それ以外の期間はよく出かけるため、それなりの出費となっています。
3番目は食費でした。外食が多いので多めになってしまっています。
また、食費と同じくらいにかかっているのが保険でした。これは終身保険と個人年金保険に入ってしまっていることが原因ですね。
結果を踏まえて
見直して節約効果の高いものは、これらの支出割合の高い項目になりそうです。
住居費は、FIRE前の給与収入の2割以内に収まっていたし、立地や広さを鑑みるとこれは妥当な支出だと考えています。
また、趣味・娯楽と食費は無理に下げるとQOLが下がってしまうため、せっかく人生の質を上げるために会社員を辞めた意味がないので、よほど分不相応にならなければこのままにします。
残るは保険ですが、これは正直不要なので解約しようと思います。加入した当初は掛け金と比べて最終的に受け取れる金額がマイナスにならないのでオトクだと考えていましたが、お金の勉強をした今、利回りを考えたら金融商品としてはかなり不利なものだとわかっていますし、そもそも出ていく金額が大きすぎます。不要な保険を解約すれば月に数万円の支出が抑えられます。
逆に衣服・美容、自動車、通信費は、かなりいい感じに抑えられていると思います。
衣服・美容については、もともと興味が無くファストファッションで十分満足です。逆にお金を持っていそうと思われるような恰好をするのはデメリットだと考えていますし、おしゃれのためのアイテムは邪魔なだけだと考えています。
自動車については、実は自家用車は持っておらず、あるのはオートバイだけです。自動車はオートバイに比べると維持費が月に数万円は高くなってしまいます。オートバイは自動車と比べると、天候に左右されやすい、大きな荷物が運べないなどのデメリットはありますが、ある場所までの移動手段としては特に見劣りしないですし、何よりオートバイは走っていて楽しいのです。
通信費については、いわゆる三大キャリアは使ったことがなく、ずっと格安SIMをつかっていますので、携帯料金は問題ありません。しいて言えば、今回マネーフォワード MEを使用したことで、サブスク費を把握することができました。実際つかっていないサブスク費を払っていたことにも気づいたので、その無駄を省けたことはよかったです。
まとめ
一度しくみを作ってしまえば、今後の支出管理は楽になるので、マネーフォワードを使ってみてよかったと思います。
定期的に無駄がないかを確認して、QOLを下げることなく支出だけを減らしていければと思います。